読売新聞夕刊9/30

2013.10.01.Tue.00:30
読売新聞夕刊(関東版)に羽生くんの記事が載っているとのこと。記事もいいけど写真が…可愛い~~~!!!!とりあえずツイに上げて下さってる画像から、文章だけ書き起こしてみました。

フィギュアスケート 羽生結弦選手 18 ANA

はにゅう・ゆづる
1994年12月7日、仙台市生まれ。4歳でスケートを始め、2010年世界ジュニア選手権優勝。10~11シーズンからシニアデビューし、11年ロシア杯でグランプリ(GP)シリーズ初優勝。12年世界選手権3位。昨季はGPファイナル2位、全日本選手権優勝。今年4月から早大に進学した。1メートル71、56キロ。

前へ!
切れ味鋭い4回転ジャンプを武器に、男子フィギュア界に彗星のごとく現れた羽生結弦。若き全日本王者の登場で、ソチ五輪をめぐる代表争いは一気に熱を帯びている。幼い頃からの夢舞台へ向け、五輪シーズンがいよいよ始まる。

万能スケーターへ 前進
氷上に緩やかなカーブを描いて勢いよく跳び上がると、空中で鋭く回転した。次の瞬間、右足で流れるように着氷を決めた。8月30日に仙台市内で行われた公開練習で、まだ世界で数人しか成功していない4回転のサルコージャンプを、何度も成功させた。「コーチと一緒に理想のフォームを作り上げた。練習での(成功)確率も高くなってきたし、試合も大丈夫だと思う」。昨季はミスが多かった大技も、攻略は間近だ。
4回転ジャンプ全盛時代にあって、2種類の4回転を跳ぶジャンパーとしての自信がうかがえる。日本スケート連盟トレーナーの加藤修は、羽生のジャンプを「軸を作るのがうまい。体と軸も細く、空中で速く回転できる」と分析する。
しかし、武器は4回転だけではない。きゃしゃな体に長い手足。日本人離れしたスタイルの良さは、フィギュアでは有利に働く。
男子では珍しく、上体を大きく反らせるイナバウアーや、片方の足を背中の後ろから頭上へ高く持ち上げてつかむビールマンスピンなど、柔軟性が必要な技を積極的に織り込む。「もっともっと個性を出したい」。難しいスピンは負担も大きいが、「腰が折れるまでやる」と、こだわり続ける。
目指すのは、「ジャンプ、スピン、ステップ、スケート技術……。すべてを兼ね備えたスケーター」。昨季、ついに全日本王者になった18歳を、世界的振付師のデービッド・ウィルソンは「彼は氷上で自分のすべてを投げ出せる。それが出来る選手は世界でもそうはいない」と絶賛する。

自宅が被災 乗り越え
「氷が波打って、立っていられなかった」。2011年3月11日。東日本大震災が起きたその瞬間、仙台市内のホームリンクにいた。激しい揺れで氷はひび割れ、周囲の壁がはがれ落ちた。四つんばいになって建物の外に逃げ出した。気づいたら、アスファルトの上をスケート靴のまま歩いていた。「本当に怖かった。これからどうやって生きていけばいいのか。それしか考えられなかった」と振り返る。
市内の自宅は被災した。避難所で家族4人が肩を寄せ合い、雑魚寝して4日間を過ごした。「もう、スケートを滑りたいなんて、口にしちゃいけないんだ」。心の中で競技をやめる覚悟を固めていた。
そんな羽生を救ったのは、約1か月後に神戸で開かれるチャリティー演技会への誘いだった。「ショーに出るなら練習しなくちゃ」との思いが、再び滑り出す力になった。震災から10日後には、小学生時代のコーチを頼って訪れた横浜市内のリンクで、久々に氷に乗った。初めて跳んだジャンプはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)。スケートが続けられる喜びに「感謝の気持ちしかなかった」と振り返る。練習場所を求めて、オフは約60のアイスショーに出演し、全国を転戦した。移動と公演の繰り返しは体力的に厳しかったが、気力で何とか乗り越えた。
そんなシーズンの最後に迎えた3月の世界選手権(仏・ニース)。フリーの映画「ロミオとジュリエット」の曲では、運命に翻弄されるドラマチックな物語に、逆境でも必死でスケートと向き合う自分の思いを重ねた。初の世界選手権で全身全霊の演技で観客を総立ちにさせ、日本男子最年少でメダルを獲得。「やっとソチ五輪へのスタートラインに立てた」と感じた。

環境後押し 一気に開花
世界選手権銅メダルの余韻に浸る暇はなかった。仙台にはライバルがおらず、練習時間も十分確保できない。「もっとうまくなりたい」。アスリートとしての本能に背中を押され、より良い練習環境を求めて昨季からカナダ・トロントへ拠点を移した。
トロントでは、4回転ジャンプを得意とするハビエル・フェルナンデス(スペイン)と一緒に練習する。コーチのブライアン・オーサーは五輪メダリストで、自分が氷上で滑りながら指導してくれる。「自分は技を目で見て、頭の中でイメージし直してから覚えるタイプ。この環境でうまくならなくてどうするの、というくらい恵まれている」
そんな環境で才能が一気に開花した。昨季はショートプログラム(SP)で世界歴代最高得点を2度も更新し、グランプリ(GP)ファイナルで2位。年末の全日本選手権では高橋大輔(関大大学院)を抑えて初優勝し、ソチ五輪のメダル候補に名乗りを上げた。
今春、早大の通信課程に進学した。今時の大学生にしては珍しく携帯電話を持たず、「メル友」もほとんどいない。異国の地で自宅とリンクを往復する日々だが、「今はスケートに集中することが大切な時期。携帯電話も必要だと思わない」と言い切る。
小学生の頃から、五輪で金メダルを取るのが夢だった。それから約10年。初めて迎える五輪シーズンの幕開けに、「やっとここまで来たか、という感じ」。五輪が「夢」から「目標」になった今、自らにこう言い聞かせる。「全試合で全力を尽くそう。1試合1試合の結果がすべて五輪につながっているんだ」と。
初戦は10月上旬のフィンランディア杯(フィンランド・エスポー)。ソチを目指して、ひたむきに滑り続ける挑戦が始まる。(敬称略、永井順子)


記事の内容は今までのインタからいろいろ持ってきてまとめたって感じだけど、とにかく赤ちゃんとのピース写真が可愛すぎる(;´ Д`)関東版はヨミープラザでのみ注文できるみたいなんで明日申し込んでくる!どのぐらいで発送してもらえるのかな。今週中に届くといいなー。フィン杯までに見たいわ。
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