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紀ノ川 1966

2012.07.24.Tue.00:43
紀ノ川3

監督:中村登 脚本:久板栄二郎 原作:有吉佐和子 音楽:武満徹
出演:司葉子、岩下志麻、田村高廣、丹波哲郎、東山千栄子、有川由紀、沢村貞子、岸旗江、岩本多代他
製作:白井昌夫 配給:松竹 1966年カラー166分

和歌山の旧家の明治・大正・昭和を描く大作。
司葉子が22歳の花嫁から72歳の老婆までを演じるというのでちょっと不安だったのですが、それは大変に失礼なことでした。特殊メイクの技術も素晴らしいし、司葉子の演技力がなかなか立派。ただの綺麗なお嬢さんではなかったのですね。
彼女自身が鳥取の旧家筋の生まれなので持って生まれた分もあっただろうけれど、若く美しい花嫁の可愛らしさやあどけなさ、中年期の政治家夫人の静かなる険しさ温かさ、老年期の諦観滲むゆるやかな愛憎などを、年齢によって声も変えながら見事に演じ分けていた。

自分としては実は、これは傑作…!と鳥肌の立つほどの感動ではなかったのも正直なところだけど、司葉子への見方が完全に変わりました。こんなにも演じることへの執念を感じさせる女優だったのかと。これまでに見た出演作は「秋日和(1960)」のみだったので、本当に意外でした。

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恍惚の人 1973

2012.02.24.Fri.23:27
恍惚の人 1 高峰秀子 森繁久彌

監督:豊田四郎 脚本:松山善三 原作:有吉佐和子
出演:森繁久彌、高峰秀子、田村高廣、乙羽信子、市川泉、杉葉子、浦辺粂子、他
製作:芸苑社 配給:東宝 1973年102分白黒

BSプレミアムでやっていた「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本」の一本。

高峰さんの代表作の一つでもあるので、以前からタイトルと大体の内容は知ってはいたけど、高齢者介護の辛い現実を描いた映画なんてあんまり見たくないなというのが本音で、いずれ見る予定リストからは省いていた作品。

なんだけど、たまたま仕事が休みでチャンネル変えたら始まったところで、出かけるつもりだったのについ見てしまい・・・そしたらもうやめられなくなってしまった。年代の割に白黒だったのが意外だったのと、実際に高峰秀子のクレジットを見たら、ワクワクしちゃった。

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